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LINEチャンネル
こちらではボットを使用するLINEアカウントの連携・設定を行います。
LINEアカウントと連携することで、実際にAIがLINEで回答が出来るようになります。
こちらでは①LINEでチャットを稼働する方法 と
②Webサイトへチャットを埋め込み稼働する方法を解説していきます。
注意点としましては、チャンネルを1つ作成したら 1つだけのLINEアカウント(またはWebサイト)と連携します。
複数のチャンネルを作ることは可能ですが、その分それぞれのLINEアカウントも必要となります。それらを1つのLINEアカウントと共有し連携すると誤動作を起こしますのでご注意下さい。
※ボットやナレッジは複数のチャンネルで同じものを使っても問題ありません。
フランクなボットを子供教室用チャンネルと無料セミナーチャンネルに使用し、
ビジネスライクなボットを保護者用チャンネルと有料会員用チャンネルに使用する…といったことも可能です。
LINEチャンネルとLINEアカウントを連携する
AIに回答させるLINEアカウントと連携する
メニューからLINEチャンネルを選び、LINEチャンネルを追加を選択します。

チャンネル名と説明文(任意)を入力します。ツールのみ表示されるものなので管理しやすい名前にして下さい。(編集可)
チャンネルアクセストークンの取得方法は 初期設定 を参照ください。
※当ツールで初めてLINE設定を行う場合は 全体の流れ の1~4項目を設定してから行ってください。


チャネルシークレットはLINEDeveloperアカウントチャネル設定画面にあります。
チャネルシークレットをコピーしツールへ張り付けて下さい。
チャンネルアクセストークンはLINEDeveloperアカウントMessaging APIの最下部にあります

新規チャンネルが作成されました。
①画面右上からボットを選択します。(ボットの作成方法はこちら)
こちらで選択したボットがLINEの返信を行います。
フレンドリーなボット、几帳面なボットなど用途に合わせたボットを作成し選択して下さい。
②ボットを選択したら画面左のメニューから設定をクリックしてください。

設定メニュー

メッセージ引用回答のON・OFF
AIがどのメッセージに対して回答したかを明確にする 引用回答 の表示ON・OFFを設定できます。ONにすると全てのメッセージに引用が表示されるようになります。
※ONにしている期間に回答したメッセージにのみ、引用が表示されます。
ON・OFFを繰り返すと引用表示のあるメッセージと引用表示の無いメッセージが混在するような状態になります。
※ツール内のライブチャット画面では変化はありませんが、実際のLINE画面やLINE Official Account画面からは引用を確認できます。
テキスト返信スキップのONOFF
リッチメッセージを送る際、AIの回答も同時に送信するか否かを設定できます。
具体例はこちらをご参照ください。
返信スキップOFFの場合
返信スキップONの場合
自動回答・手動回答を選択
ユーザーの質問に対しどのように回答するか選択できます。
こちらでは AIの文章を一度チェックしてから回答する方法 を例に解説していきます。
(のちほどの工程 実際にLINEで稼働する で具体例を解説します)

自動挨拶メッセージを登録する
LINE公式アカウント同様に、ツールからも初回挨拶メッセージを登録できます。
こちらはLINEユーザーが初めてお友達登録した時、またはブロックを解除した時に配信されます。

挨拶メッセージ設定欄へ挨拶を入力し保存します。
@User、@channelボタンをクリックすると文章へ挿入することが出来ます。
@Userはお友達登録されたお客様のLINEアカウント名
@channelは公式LINEアカウント名
@botはボット編集ページで作成し、このチャンネルと連携したボット名
@dateは現在の日付が挿入されます。
こちらの挨拶メッセージはLINE公式アカウントの挨拶と同時に配信されるため、不要であればLINE公式アカウントの挨拶はOFFにして下さい。

LINE公式アカウントの挨拶がONの場合
またボット編集画面で設定した挨拶メッセージは優先度が低いため、配信されなくなります。
(ボット編集画面とは…)
リッチメッセージの指示
リッチメニュー
ツールからもLINEのリッチメニューを作成・管理する方法を解説します。
既にLINE公式アカウントでリッチメニューを作成している場合は、リッチメニューを同期ボタンを押すことでLINE公式アカウントからリッチメニュー情報を取得することができます。
また リッチメニュー追加ボタン を押すことで、新たにLINE同様の画面からリッチメニューを作成することができます。
※ほぼLINE公式アカウントのリッチメニューと同じ内容になります。
詳しくはLINE公式アカウントリッチメニューの作り方をご参照下さい。
ただしアクションタイプはLINE公式アカウントと少し異なります。
- アクションなし:ユーザーがリッチメニューをタップしても何もアクションを起こしません。
- リッチメッセージを送信:予め作成したリッチメッセージを選択する必要があります。
リッチメッセージの作成は次項目で解説します。 - Uri: http、https、line、tel いずれかのパスを持つURLを入力できます。
リッチメニューをタップするとそのURLへアクセスするよう誘導できます。 - メッセージ:リッチメニューをタップするとメッセージが送信されるようになります。
- クリップボード:リッチメニューをタップすると、ユーザーのクリップボードへテキストをコピー
させることができます。 - リッチメニューの切り替え:リッチメニューをタップすると現在のリッチメニューから別のサブリッチメニューへジャンプします。
例)メインリッチメニューにある「お問合せ」ボタンをタップすると「よくある質問はこちら」「チャットで問い合わせる」と表示された別のリッチメニューへアクセスするようにする。 - リッチメニューアクティブの切り替え:ユーザーがこちらをタップするとアクティブリッチメニューへ画面が切り替わります。
後程の行程で「どのリッチメニューをメインリッチメニューとしてLINEトップ画面へ表示するか?」を設定します。メインリッチメニューからサブリッチメニューへ移動させる、など複数リッチメニューを行き来する場合、LINEメッセージのトップ画面へ表示させるメインリッチメニューを アクティブ と呼び、その他のサブのリッチメニューを 非アクティブ と呼びます。
この「リッチメニューアクティブの切り替え」を設定すると、現在アクティブであるメインリッチメニューへジャンプするよう設定できます。
例)複数のリッチメニューを行き来したユーザーがトップのリッチメニューへ「戻る」ためのボタンとして使う。
アクションボタンをONにするとユーザーのLINE画面へ表示されるようになり、OFFにするとユーザーからは確認できなくなります。実際に使用するリッチメニューのみONにして下さい。

リッチメッセージ
特徴①トリガープロンプト(どのタイミングで送信するか)
リッチメニュー同様にLINEと同じようにリッチメッセージを作成できます。
(参考:リッチメッセージとは? ※外部リンク)
LINEと異なる点は「どのようなタイミングでリッチメッセージを送るか」というトリガープロンプトを指定できます。

上記では「割引」や「クーポン」という問い合わせがあった際に、あらかじめ作成したクーポンのリッチメッセージを送るよう指定しました。
LINEユーザーから「クーポン」とメッセージがくると、このようにリッチメッセージを送ります。
リッチメッセージだけでなく、「クーポン」という単語に対してAIの回答も送ることもできます。
リッチメッセージのみを送るか? AIの回答も同時に送るか?は
設定画面で指定することができます。
特徴② アクション(実際に稼働するか)のONOFF
リッチメッセージを作成するとアクションボタンが表示されます。
ONにしたリッチメッセージのみ、トリガープロンプトの条件を満たすとLINEへ送信されます。

ウェブフック
このチャンネルで行われた会話を他サービスへ転送することができます。(L-step、Lメッセージ等)
1. L メッセージを LINE チャネルに接続
L メッセージを LINE チャネルに接続してください。公式のチュートリアルに従って L メッセージをテストし、正常に動作することを確認できれば、L メッセージは正しくチャネルに接続され、Lchat の webhook が上書きされています。その場合、Lchat はスキップされます。
2. LINE Developer コンソールで webhook URL を確認
L メッセージは webhook URL を明示的に表示しませんが、LINE アカウント上では設定されています。以下の手順で確認してください。
– LINE Developer コンソール ( https://developers.line.biz/console ) にアクセス
– 該当のチャネルの「Messaging API」パネルを開く
– webhook URL のフィールドを確認
もし URL が “https://api.lchatai.com/api……” のようになっていれば、それは Lchat の webhook です。それ以外の URL であれば、L メッセージの webhook が設定されており、Lchat の webhook は上書きされています。
3. Lchat に webhook URL を再設定
– 確認した webhook URL をコピーし、Lchat の webhook 設定画面に貼り付け、有効化してください。
– 次に、Lchat のチャネルの「一般」画面へ移動し、「Sync Webhook」をクリックしてください。これにより、再度 Lchat の webhook URL で上書きされます。
– その後、再び LINE Developer コンソールで webhook URL を確認すると、”https://api.lchatai.com/api……” に戻っているはずです。
4. 動作確認
これで、チャットのメッセージは Lchat の webhook に送信され、L メッセージへ転送されるようになります。
実際にLINEで使ってみる
最後にこのチャンネル設定を実際のLINEへ接続し、使用できるようにします。
画面左からGeneralを選び、右上の接続ボタンを押してください。
実際に使ってみてチャンネル設定が不要、あるいは一時的に使用したくない場合は
再度同じボタンを押して接続をOFFにして下さい。

では実際にやり取りをしてみます。
AIの文章を確認してから回答する方法をとっているため、
LINEユーザーがメッセージを送るとAIの回答待ち状態となりました。
ツール画面へ新規メッセージの通知が表示されました。
ライブチャット画面を開くとAIの回答例が確認できます。
Editボタンを押して文章を編集してみます。

メッセージへ直接編集できるようになります。
編集が終わりAcceptボタンを押すとユーザーへメッセージが送信されます。
ユーザーの画面でも編集後の文章が表示されました。
またメッセージを右クリックするとメッセージ内容のコピー、メッセージの削除ができます。
※メッセージの削除をしてもLINEユーザーの画面からは削除されません。
ツール内の表示のみ変わるため、不要な重複メッセージの削除をするなど、メッセージの管理にご活用下さい。
ライブチャット画面
実際のチャットを確認する・お客様情報を変更する・リッチメッセージや画像を送る
ライブチャット画面では最新のチャット状況を確認したり、LINEユーザー(顧客)の情報を変更することができます。(顧客情報はLINEへ干渉しないため、ツール内でのみ表示される情報となります)

お客様情報を最新のものへ変更する
当ツールはLINEユーザーの情報を手動で更新する必要があります。
更新ボタンを押すことでLINEユーザーの名前やアイコンが最新のものへ切り替わります。
ライブチャット画面から一人のLINEユーザーを選択し、画面右のメニューを開きます。
画面右上の更新ボタンを押します。
LINEユーザー(お客様)の名前を変更する
ツールで表示するLINEアカウント名を管理用のニックネームへ変更することができます。
またそれぞれのLINEアカウント毎に、電話番号やメールアドレスを登録できます。
※これらはツール上にのみに保存され、LINEへ直接干渉しません。
LINEのユーザーがこの情報を知ることは無いため、ツール内での管理目的でご利用ください。
ライブチャット画面でLINEアカウントを選択し、設定ボタンをクリックします
編集ボタンを押しLINEアカウントの情報を変更し 情報を更新ボタンを押します。
名前が変更されました。
リッチメッセージや画像を送る
またライブチャット画面からは
・リッチメッセージや画像
・スタンプ
・テキストメッセージの返答 なども行えます。

左から
・リッチメニューの表示・確認
・画像ファイルの送信
・リッチメッセージの手動送信
・テキストメッセージの送信
・スタンプの送信 となります。

リッチメッセージの送信を押すと、事前に作成したリッチメッセージ一覧が表示され、
選択したものをLINEユーザーへ送信することができます。
チャットをWebサイトへ埋め込む
- サイトに埋め込む:チャットをウェブ上へ埋め込むためのHTMLを取得できます。
ボットのHTMLをコピーし、ウェブサイトの<head>あるいは<body>タグへペーストし、
そしてボットの公開をONにするとウェブ上でチャットAIをご利用頂けます。
※トークンが必要となるためご購入が済んでいないお客様はトークン記事をご確認下さい。チャットのレイアウト(中央表示 or 画面右下表示)どちらかを選択し、
表示されたソースコードをコピーします。
チャットを埋め込むウェブサイトの管理画面からソースコードを貼り付けます。
中央配置のコード:<body></body>タグの間へ
右下配置のコード:<head></head>タグの間へ張り付け保存して下さい。
するとHPの画面中央・右下へチャットが表示されるようになります。
プレビュー画面同様の自動返答を行います。
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